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PROJECT "CARVE TO ENCOURAGE"
「激励のために彫ろう」プロジェクト

 


AN ACTIVITY FOR ENCOURAGING LEATHERCRAFTERS
WHO HAVE BEEN SUFFERED
BY THE GREAT EAST JAPAN EARTHQUAKE

(東日本大震災によって被災したレザークラフターを 激励するための活動

 

プロジェクトの趣旨

このプロジェクト"CARVE TO ENCOURAGE(カーブ トゥ エンカレッジ)"は、東日本大震災によってレザークラフトに取り組む環境を失ってしまった被災地のレザークラフターの方々を、全国のレザークラフターによって激励するための企画です。
被災されたレザークラフト仲間への想い、メッセージを、レザークラフターならではの作品、「革製のメッセージボード」という形で表現したものを写真で募り、こちらのページで一堂にご紹介させていただきます。
1人でも多くの方にご協力いただき、被災地のレザークラフターの方々がこのプロジェクトをご覧になり、気持ちの支えのひとつとしていただければ幸いです。

作品掲載ページへ

 

ごあいさつと概要

まずは、今さらではありますが、東日本大震災のすべての犠牲者の方々と被災された方々に心よりお悔やみとお見舞いを申し上げます。

震災以来、被災地全般の方々を憂慮していたのはもちろんですが、それとは別に1人のレザークラフターとして、被災によってレザークラフトに取り組める環境を失ってしまったレザークラフターの方々の事がずっと気になっておりました。
工房や作業場を失った事はもちろん、工具を失った事、資料やテキストを失った事、過去の作品を失った事など・・・今まで大切に積み上げてきたものが不可抗力によって一瞬にして奪われた事を自分の身に置き換えた時、あまりにいたたまれない気持ちになりました。中にはレザークラフトを始めたばかりで、「これから・・・」という方もいらっしゃった事でしょう。

そして私自身レザークラフトに取り組んでいる者として、クラフトの環境を奪われた「仲間」、「同志」が、これでレザークラフトから永遠に離れてしまわずいつか復帰するために、支援または激励する方法がないかとずっと考えてきました。
もしも自分だったらどうしてもらうのが一番嬉しく励みになるか、そして今の自分に実現可能という条件で考えた結果、物理的な支援よりも精神的な支援(=激励)であるという答えを出しました。

それが、この「Carve to Encourage(カーブ トゥ エンカレッジ)」プロジェクトです。まずは自分が被災されたレザークラフターの方々への想いをメッセージボートという作品で表現し、発起人として賛同者を募ってとりまとめ、全ての作品を一堂にご紹介する役割を負わせていただきます。
本来は私個人の活動とするべきかも知れませんが、私だけの作品、メッセージでは激励するにあまりに力不足です。
私だけでなく多くのクラフターが被災されたクラフターの方々の事を気にかけ、応援しているという事を目の当たりにしていただいたければきっと大きな激励になると思い、賛同者を募らせていただく事にしました。

まだ被災地のレザークラフターの多くは、現在日々の生活に精いっぱいでレザークラフトへの復帰を考えるどころではない事も、そして他にも様々な支援、激励の方法がある中で、このような方法をとる事に賛否両論があるのも承知の上です。
また、 決して「レザークラフター以外の被災者はどうでもいい」という意味ではありません。そのような大役は義援金等、個人で出来る事をした上であとは専門機関にお任せし、こちらは同じ革仕事に取り組む者として、仲間を激励するという活動です。

このような活動によって、かえって気分を害された方には素直にお詫び申し上げます。
しかしこの活動を見て、諦めかけていたレザークラフトへの復帰の思いを新たにしてくれる方、仮に復帰できなくてもかつて自分がレザークラフトに取り組んでいた事を誇りに思い、意義を感じてくださる方が1人でもいらっしゃれば、この活動をする意義はあると信じています。

現在クラフトに取り組める環境にあり、この趣旨に賛同していただける全国のクラフターの皆さん、被災地の仲間のレザークラフトへの復帰を応援、激励するためにどうぞお力をお貸しください。

被災地のレザークラフターの皆さん、金銭や物資などの物理的な支援ができなくて申し訳ありませんが、私と賛同くださった方々一同、作品作りの技術、労力という、お金には変えられない方法で皆さんへの応援をお届けさせていただきます。
皆さんが積み上げてきたレザークラフトの技術、知識、思い出は決して奪われたわけではありません。この活動をご覧になり、レザークラフトへの想いを忘れず、いつかきっと、是非レザークラフトに復帰してください。

最後にお詫びを兼ねた補足です。
東日本大震災があまりに大規模な災害であったために初めてこのような活動をする気持ちになったのですが、どのような災害であれ、不可抗力によってクラフトの環境を奪われた方は皆同じです。
そのような方々に対し、今までこのような気持ちになれなかった自分を非常に恥ずかしく思うと同時に、深くお詫び申し上げます。
今回の企画が東日本大震災がきっかけであった事は事実ですが、激励する側もされる側も、このプロジェクトがあらゆる災害によってクラフトの環境を奪われた全てのレザークラフターに向けたもの、と解釈していただきたいと思います。
誠に身勝手で都合のいいお願いではありますが、どうぞご理解ください。

この記事を執筆している現在2011年9月で、東日本大震災から約半年が経過してしまいました。
この活動の概要がおぼろげながら固まったのが5月でしたが、 諸事情により、告知、実行がここまで遅れてしまった事をどうぞお許しください。

2011年9月
大塚 孝幸




ご賛同くださる方の作品写真募集要項

以上のような趣旨で活動をするプロジェクトです。
すべての作品をこちらのページにてサムネイルの一覧で掲載し、各サムネイルをクリックすると拡大表示される方法をとります。
ご賛同いただけるレザークラフターの方は以下の方法でご協力をお願い申し上げます。

1.作品の仕様とサイズ
平革のメッセージボードとし、サイズはこちらの都合上、最大A4サイズまでとさせていただきます。
材料はご自身でご用意ください。材料費の自己負担も含めての激励活動である事をご理解ください。

2.作品の技法について
プロジェクト名は「カービング」からとった「カーブ トゥ エンカレッジ」としましたが、技法は、フラワーカービング、フィギュアカービング、エンボス(リフティング)、モデリング、ローケツ染めなど、ご自身が得意とする技法、お好きな技法、なんでも結構です。

3.作品の図案について
図案は自由です。ご自身でオリジナルのものをデザインまたはご用意されるのが理想と思いますが、私、大塚の作品と同じ図案(シェリダンスタイル)でもよろしければ、下記の「このページトップの作品について」よりダウンロードしてお使いください(A4サイズです)。

3.作品の一部に、被災者へのメッセージとして文字を入れてください
単語ひとつでも文章でも結構です。日本語でも英語でも結構です。
ただし、フィギュアなどメッセージ性の強いモチーフの場合は、作品名だけつけていただければ結構です。
また、主たる趣旨として「レザークラフターを激励」としましたが、メッセージはレザークラフターに限らず被災者全般に向けたものや亡くなられた方々への哀悼の意を込めたものも歓迎いたします。

4.作品写真の送信、データ形式について
作品をスキャン、または写真に撮っていただき、.JPGの画像データで下記のメールアドレスに添付ファイルで送ってください。1作品につき複数枚の画像でも結構です。
taka-otsuka@taka-fine-leather.com
解像度はこちらで調整いたしますが、最低でも長辺が1200pixcel以上の画像サイズでお願いします。
また、模作盗作等を憂慮し、大きな写真での掲載を嫌う方は、ご指定の画像サイズで掲載しますので画像サイズをご指定ください。

5.作者名について
作品と共に作者名を掲載させていただきますので、メールに在住の県名と、お名前(イニシャルや匿名でも可)を添えてください。

6.作品名、作品と併せて掲載する文章やメッセージについて
作品名や自己紹介、被災者に宛てたメッセージ等がある方は、作品に併せて紹介させていただきますので、そちらもメールに添えてください。
どんなに短い文章でも長い文章でも結構です。ご自身の自己紹介、クラフトの経歴、作品に込めた想い、被災者への激励の言葉など、なんでも結構ですので是非お願いします。

7.作品の図案原稿配布について
賛同の意思があるものの作品の図案を自分で用意できない方のために、ご自身の図案を配布していただける方は、完成品の画像に併せて図案の原稿の画像(.JPG形式)もメールにて送信をお願い申し上げます。作品ページでダウンロード可能な状態で紹介させていただきます。

8.作品写真の応募の期限
期限は設けません。 このページと作品展示ページは、当工房HPが存続する限り無期限で残します。
作品写真の応募があれば、いつでもご紹介させていただきます。

※重要
この活動は、ご自身のレザークラフトの技能や作品の完成度を披露するためのもの、競うためのものではありません。
被災によってレザークラフトから離れざるを得なくなった仲間をお見舞いし、激励する気持ちをお届けするための活動であり、 この気持ちさえあれば、クラフト歴、技能の優劣、プロアマの区分け、その他一切気にすることではありません。貴重な時間と労力、材料を割き、心を込めて被災者に向けたメッセージボードを製作する事が重要であり、意義があります。
賛同の意思がある方は一切のことに躊躇せず、是非この活動にご協力ください。心よりお願い申し上げます。
また、この活動を少しでも多くのクラフターの方に知っていただくために、口コミによる告知、ご自身のHPやブログ等での告知、リンクに是非ご協力ください。




写真だけでなく作品の実物を寄贈していただける方へ
(実物作品の展示について)

私自身、このような理由でメッセージボードを製作したからには、できれば作品の実物を被災されたクラフターの方々に見ていただきたいと思っております。
この意思にも賛同していただける方から作品をお預かりする事ができましたら、実現可能かどうかは分かりませんが、最終的には被災地の公共機関または革材料店などに寄贈、展示を目指して尽力させていただく所存です。

もし作品の実物を寄贈してもいい、という方がいらっしゃいましたら、原則として返却をされない事をご留意の上、下記の要綱でご協力をお願い申し上げます。
皆さんのお気持ちを裏切る事のないよう、責任をもってお預かりし、大切に取り扱わせていただきます。

1.作品の送付形態
作品を寄贈していただくのは、最終的に被災地のどこかで展示する事が目標です。
市販の写真額等を使用した簡易額装で結構ですので、必ず額装の上でご送付願います

2.送付先
宅配便、ゆうパック等で、下記の住所にご送付願います。

〒370−0521
群馬県邑楽郡大泉町住吉3−1
タカ・ファインレザー・ジャパン
電話番号 0276−61−0777

3.送付期限
「作品の寄贈先が見つかるまで」としますので、現在のところは未定ですが、来年の初春を目安に寄贈先を打診する予定です。。
寄贈先が決まりましたら、当ページと、当工房HPの掲示板にて告知させていただきます。

※誠に恐縮ですが、額装の費用、作品の送料もご自身でご負担ください。

材料費、製作の労力も含め、皆さんにとって結構な負担と価値のある作品になる事は十分に心得ております。実物の寄贈に関してはどうぞご無理をなさらないでください。

※補足
なお、2011年11月2日〜11月7日、当工房主宰のレザークラフト教室の展示会が開催されます。
会場は栃木県足利市で、東北自動車道から比較的アクセスしやすい場所ですので、会場にこのプロジェクトの作品展示スペースも設けます。
10月末日までに作品をご送付いただいた方は、こちらの展示会でも作品を展示させていただきます。




このページトップの作品について

この作品は、今回のプロジェクトの発起人として最初の作品であると同時に、賛同者を募るための作品例として製作したものです。
プロジェクトの立ち上げは2011年9月となってしまいましたが、6月に製作しました。
この作品と同じ柄を彫りたい方は、下のボタンよりダウンロードし、プリントアウトしてご使用ください。この図案を元に、ご自身の好みで変更を加えてくださっても結構です。

「右クリック→対象をファイルに保存」にてダウンロードしてください

"Hold on to your passion for leatherwork" について

作品中のこの英文は、シェリダン在住の世界的カーバー、ジム・ジャクソン氏にこのプロジェクトの趣旨を説明し協力を得て、彼と私が2人で考えて作成したメッセージです。
「レザーワークへの情熱を強く持ち続けて」という意味で、「hold on to」には、「しがみつく、何が何でも離さない」というニュアンスがあります。”レザーワーク”の”ワーク”は、職業という意味合いではなく、作業、作品と解釈するのが英語では一般的です。
この英文をご自身の作品に使いたい方がいらっしゃいましたら、どうぞお使いください。字体、サイズなどご自身で工夫してみてください。



ご不明な点のお問い合わせ、ご意見等は
タカ・ファインレザー・ジャパン大塚までお願いします。

メール taka-otsuka@taka-fine-leather.com

電話 0276−61−0777


力不足ながら私、大塚が発起人、主催をさせていただくプロジェクトですが、被災されたレザークラフター方々を皆さんと力を合わせて激励する活動です。どうぞご協力をお願い申し上げます。

最後になりましたが、このプロジェクトの実行に先だってご意見、ご提案の協力をいただきました石川県K.Nさん、千葉県K.Rさん、大阪府K.Tさん、お力添えどうもありがとうございました。